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2007年12月23日 (日)

魍魎の匣 

舞台あいさつの感想を先に書いたので、ここからは本編の感想。

結論から言えば、全体的に結構面白かったと思う。

前回の姑獲鳥が個人的には微妙な出来だったので、ほぼ期待ゼロ&小説未読で行ったのも良かったかも知れない。

まず、画がキレイで序盤はそれを観ているだけで飽きない。

上海ロケに参加しなかった堤が、後から映像を見て自分もこの中にいたかったと思ったと言っていたけど、その気持ちが解るぐらいキレイでした。

メイン三人の仲良さそうな雰囲気が出ていて、確かに前作とはちょっとキャラ変わっているけどこちらの方が観ていて楽しかった。京極堂&関口のちょっとしたかけ合いなんかがおもしろかったな。

だれが主役と言うわけではなく、三人+木場のそれぞれが行動して最終的に1つに収束するという感じの展開も良かったと思う。

あとは細かいところで、

・クドカンが気持ち悪くて良かった。

・柄本明がいい味。河童のイメージから変わりました(笑)

・崩れる研究室、ようこ(黒木瞳)を京極堂(堤)が受け取るところで二人の顔が近いことに無意味にどきっとしたり。

・京極堂は理詰めで物を言う人間だけど本質は優しい人間なのだなと思ったり。

原作ファンからは文句出るんだろうなという気はするけれど、映画としてはかなり成功していると思う。随所にクスっと笑える所があったり2時間半飽きずに楽しめて、その上で話の筋もきちんとしている作品は意外と少ない。

今回はそれが出来ていた映画だと思う。

小説のイメージムービーを作るわけではないしね。

途中で帰ろうと思っていたのに結局2回目も最後までちゃんと観たので、自分的には面白い映画でした。

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